活動報告

2004年9月

会長からのメッセ−ジ

最近の若者事情

職員採用の面接で最近気がついたことがある。あなたの長所、短所を言ってくださいと質問すると、大半の人が、「長所は、あんまり物事を深く考えないで、明るいこと」と答える。そして短所はと聞くとまた半分以上の人は困った顔をして深く考え込み(?)結局は答えられない。私のほうがしびれを切らし「答えなくて結構です。」ということになる。それで、「ものを深く考えないことは長所ではなく、短所なんですよ」と面接で説教をしてしまい夫に顰蹙を買ってしまう。多くの若い人は、悩まないこと、深く考えないことがいいことだと本気に思っているらしい。どのくらいの年代からこんなふうに思う人が多いのかは分からないが、面接に来る人来る人が同じような答えをするので本当にびっくりしてしまう。 それでも、採用しないと職員不足で仕事が回らないので採用する。従って、「ものを深く考えない明るい」職員ばかりの職場になってしまった。 彼らはマニュアルがないと仕事ができないので一生懸命仕事のマニュアルを作ったが、マニュアル以上の仕事に発展しない。工夫をしない。節約をしない。「ものごとを深く考えない」ので当然のことだ。「自分の頭を使いいなさい。使わないとバカになるよ」と一日中ハッパをかけているが、号令ばかりかけても効果はない。私自身が「深く考えて解決しなければならない」課題となっている。

「物事を深く考えないで、明るい」若者の増殖は、私の職場だけでないと思う。 物質的な豊かさ、マニュアル教育の浸透、悩むことはダサくて不健康だという社会風潮、若者から時間とお金を限りなく奪っている携帯電話、または品のないお笑い番組ばかりが放映されているテレビのせいなのか、何が原因か分からないが、日本の若者の価値観が変化していることを実感している。せっかくの人生、「深く考えないで、明るい」人生より、「自分の頭で考え、行動し」手ごたえのある人生のほうがよほどいいに決まっている。

JOIN広島News

■ 9月も3名の新入会員をお迎えします。例会は入会式を行いますのでよろしくお願いいたします。JOIN広島がより若く、刺激的になります。

■ 9月のビジネスミ−ティングで寄付が決まった「チャイルドライン」の上野様からお礼のメ−ルをいただきました。

高橋真弓 先生 

おはようございます。 ひろしまチャイルドラインの上野です。このたびはいろいろお世話様になります。昨日、「広告の原稿」確かに受け取りました。お忙しい中本当に有難うございました。また、「JOIN広島」さんからは、大きな広告の支援をいただき、私達も元気付けられました。会員の皆様にもよろしくお伝えください。「JOIN広島」のホームページを拝見し、素敵な皆様方が集われている様子を感じ取りました。一度お話できる機会があればと思っています。これをご縁にこれからもどうぞよろしくお願いいたします。取り急ぎお礼まで。                   

 ひろしまチャイルドライン  上野 和子 

■ 乳がんの患者グル−プ「のぞみの会」の会長、浜中和子先生からご自身の著作「のぞみを胸に」を送っていただきました。先生の人生そのものが伝わってきます。次回の例会でお持ちします。

■ 休会中の末本朱美会員から楽しいエッセ−をいただきました。末本家のごん太くん、かわいいです。

■ 7月のイラク人の医師フサ−ムさんの講演はスライドを和訳してPDFファイルで添付しました。開いてみてください。もし開けない人は、http://www.adobe.co.jp/products/acrobat/readstep2.html をクリックして、Adobe Reader をダウンロードしてから開いてください。

■ 賀茂鶴の専務さんに椎野会員からの手紙と不耕起栽培の本とビデオに会長の手紙を合わせてお送りしました。また、山田会員からもお電話をしてもらいました。どんなご返事がいただけるか楽しみです。

■ 心とディナ−の夕べのチケットの販売状況はいかがでしょうか? 売り上げ好調とのお知らせもいただいています。JOIN広島のホ−ムペ−ジ http://www.join-h.com にもチラシを掲載していますのでご利用ください、

会員エッセ−

ごん太が我が家へやってきた                                           

末本朱美

1.冗談から駒

“もう犬を飼うのは止めよう”と、シベリアンハスキーを失ったときには誓ったのに、“豆柴の子犬がいるんだけど見に来ない”の一言に“まあ見るだけだから”と冗談半分に、つい行ってしまった。

“現在、豆柴は、日本犬保存会でも認められている犬種ではなく、スタンダードがないらしい。
豆柴とは、柴犬を、小さくした犬種で、姿形は普通の柴犬を、そのまま小さくした形が理想と考えられている。 小型犬であるため、室内飼いが主流とのこと。性格は柴犬のそれをそのまま持ち、なおかつ、大人しい。”というような内容のことが、某HPに出ていた。

元飼い主と同じ方向を向いて抱かれ、前足を右腕に、後ろ足を左腕に乗せ、額にしわを寄せて出てきた彼を見て、あどけない姿にいっぺんに惚れ込んだ。1時間くらい遊ぶのを見ていたが、2匹のうちどうしても、彼が私の方に来て、もう一匹が、一緒に行った人の方へ行く。これが相性というものだろう。

すぐにでも連れて帰りたかったが“一週間、親犬と離れる練習をさせて・・・・・。”元飼い主も突然つれ去られるのは辛かったのだろう。

2.ようこそ我が家へ

一週間後、我が家がごん太の新居になった。寂しがる気配もなくすぐに慣れ、誰にでも愛想がいい。

とりわけ朝が早い。毎朝5時に起き、近所の公園で1時間遊ぶ。(うちの中で粗相をさせないためには時間を決めて連れ出すのがいい)

来たときから習慣をつけたおかげで夜型人間の私が一気に朝型人間に大変身。おまけにダイエット効果も多少あったようで、うれしくなって生活時間はごん太中心に回っている。

朝の散歩の爽やかさはやったものでないと分からない。小鳥のさえずり。季節ごとの花々の移り変わり。空の変化。夜明けが少しずつ遅くなっていく。夏至を体感、4ヵ月後には冬至を感じる。人間も自然の中の生き物であることのを実感する瞬間である。エアロビクスに行かなくてもサウナに入らなくても十二分に汗が出て、肩こりが取れ、体調がすこぶる良くなった。

3.犬の習性

犬の習性はご存知の方も多いと思うが、彼らは元々集団で生活する先祖を持つ。集団には、常にリーダーを必要とする。リーダーの統率のもと、チームが一丸となって、食料の確保やら縄張りやらを守ろうとする。

飼い犬に改良された今も、DNAの中にはリーダーとフォロワーという役割が保たれているという。

我が家の一員となったごん太はそのかわいさから、しかも天然記念物の柴犬を模倣し、国内には500から1000頭しかいなく、さらに血統書付きということもあって、大切に大切に育てられることになる。

元々洋犬にはない意思の強さと独立心を併せ持ち、お座りしたときの凛とした姿態に誰もがうっとりと見とれてしまった。

家の中に犬が居て、外に猫たちが住んでいる。バランスの悪さにも誰も異を唱えず、かわいい・かわいいで4ヶ月が経った。

これまでリーダーの存在なしに家族が好き勝手に生きてきた中にごん太が加わって、今ではしっかりチームリーダーになって君臨している。

生まれて半年。人間の年に例えれば、小学校3年か4年。年齢は9歳くらい。

4.んーん 痛い

快適な共同生活が始まるはずが、歯が生えきるまでは、噛むわ、噛むわ。おまけにスリッパや靴がいつもかたっぽしかない。犯人ははっきり分かってはいるが、在りかを突き止めるのに苦労する。

日中、離れているのは、平気みたいだが、いささか夜になると、仕事から帰るのを首を長くして待ってくれているらしい。8時頃からは、必ず帰ってくるはずの入り口付近に座っている。と母がいう。“だから早く帰ってやりんさいよ”。

ところが、帰った途端、飛びつくし、手を口の中にほおばって、細い歯で噛みまくる。愛の洗礼を受けなければ、上にも上げてもらえなかった。仕事中に人様の前に出すのもはばかれるくらいに手は傷だらけ。

5.人探し

噛みまくる間は、どんなにしつけようとしても、ただただ噛み続けるばかりで、“こりゃあ学校に入れないとどうにもならんわ”しばらくは、電話帳やら、HPやらを探し、しつけは他人に任せようかと思ったこともある。でも生まれて3−4ヶ月はかわいさもひとしおで学校の寄宿舎に入れる気にはならない。家庭訪問でしつけてくれる人を本気で探していた。

6.論より実践

ところが、生まれて4ヶ月ごろになると、だんだんと歯が生えそろい、噛むのもずいぶん加減してくれるようになる。

どんな子に育てようかと、色々本を読み、人に聞き、知識を蓄えたが、机上の空論より実践あるのみ。毎日毎日の積み重ねで、お互いに言葉は通じなくてもコミュニケーションは取れ始めるものだ。

とにかく怒らないでのびのび育てたい。萎縮して人の顔色を見ながら生きていく犬にはすまい。人も同じ。けなされるよりほめられた方がもっとうまくやろうという気になる。モチベーションが上がるんだということを犬を育てて教えられた。

ただほめるだけ。悪いことをした時には注意だけして放っておく。見るもの・聞くもの・触れるもの・会う人・会う犬・出会う猫、すべてが初めての体験を繰り返すうちに学習する。

7.心配なこと

 ごん太は男の子。1年もすれば人間の18歳。成犬男子。ミニチュアダックスのジュディーちゃんがガールフレンド。足の短い顔のとがった豆柴ダックスが産まれたときには、どなたに育ててもらうのやら。

8.まるで息子が出来たみたい

 年取ったときの子はかわいくて仕方がないと言うが、そのままをやっている。犬は手が掛かるから1日のうちで、かなり時間を盗られる。それにも増してよかったこと。それはゆっくり流れる時を持つ瞬間が日に2回はあること。朝のイオンを肌に感じ、夜は星空を眺めるひととき。久しぶりに心身が喜ぶ感覚を味わって、かえって仕事に集中できる。

 最近周りでは犬を飼い始める人が増えた。私ののろけに触発された人もいる。きらきら光るひとつずつの出来事。それぞれの幸せに乾杯。

 以上 “JOIN広島”で“子育て体験記”でした。

 

編集後記

■台風18号が大きな傷跡を残して広島を通過しましたがみなさまのお宅ではいかがでしたでしょうか?私は自宅の瓦が2,3枚割れ、病院が7時間くらい停電しました。停電が夕食時にかかったのでエレベ−タ−が動かなくて、ひとりひとりの食事をお盆に載せて厨房から病室まで職員を総動員して運びました。厨房は改装をしたばかりでしたが、火力を電気にしようかガスにしようかと迷った挙句ガスに決めましたが、電気にしていたら食事も作れなかったところでした。 夕食は蝋燭や、懐中電灯を灯してしのぎましたが、もし水道が止まったらトイレがパンク、ガスが止まったら食事が作れないなど、考えたらぞっとしました。平素、当たり前のように使っている電気、水道、ガス、電話などがいかに私たちの生活を支えているかを実感した1日でした。

■ Yahoo Japanの検索エンジンでJOIN広島とキ−ワ−ドを入れるとJOINホ−ムペ−ジが立ち上がります。11/3の心とディナ−のチラシもアップしてもらいました。(高橋)

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