活動報告

2004年12月

会長からのメッセ−ジ

2004年の終わりに

早いものでもう少しで今年も終わり、新しい年を迎えようとしていますが、みなさまの2004年はいかがでしたでしょうか? JOIN広島にとっての2004年の最大の収穫はなんといっても5名の新しい会員をお迎えしたことです。また、心とディナ−の夕べでは阿久悠さんの急病によるキャンセルにもめげず、森英恵氏をお迎えし、成功裡に終えることが出来たことはとても嬉しかったです。会員の心がひとつになって、みんなの力で成し遂げたという充実感を感じることができました。

毎月の例会、広島大学の安嶋紀昭先生との奈良・京都への仏像鑑賞旅行、直島への移動例会どれも興味深い、内容の濃い企画で、どれだけ私の日常に刺激を与えていただいたか知れません。 また、委員会の開催もスタ−トをしています。例会では、なかなか話し合う機会も時間もなかなか取れませんので、小さなグル−プでの委員会は会員の親睦のためにもとてもいいことだと思います。 また、ピンクリボンキャンペ−ンへの参加や、不耕起栽培への取り組みなど、活動も少しずつ変化してきています。 今後のJOIN広島の活動のありかたについても考えていければと思っています。それから、JOIN広島のホ−ムペ−ジの立ち上げが出来たことも嬉しいニュ−スでした。 E-mailでほとんどの仕事が片付いてしまう今日において、JOIN広島を知っていただくのにホームペ−ジの存在はとても役に立ちます。 3名の新入会員からとてもステキな自己紹介と例会卓話記録をいただきながら、長い間、定期の会報の発行が遅れて申し訳ありません。どうぞ、来年もよろしくお願いいたします。

JOIN広島News

■ 12月の役員会で、役員会、例会記録を書記から直接会員全員にEメールでお送りする提案があり、ました。ホットなJOIN広島のニュ−スをホットなままお届けできるのではと思います。

■ 12月の例会でお話をいただく出光美術館の主任研究員の荒川正明氏は焼き物の世界では大変高名な方です。焼き物の見方や焼き物の歴史などの沢山の本を出していらっしゃいます。 
http://www.yakimono.net/monthly/0403011/02.html
上のホームペ−ジをご覧ください。またとない機会です。どうぞ焼きものに興味のある方をおさそいください。

■ 1月のJOIN広島コンサ−トでは、みんなで歌う歌を募集しています。12月の例会でお知らせください。歌手の川田笙子さんと一緒に歌います。

■ INTERNET Watch「リンク集 心を込めて新年の挨拶! 年賀状特集」を開いてみてください。
http://internet.watch.impress.co.jp/static/link/2004/12/03/nengajo.htm 

入会挨拶  内藤 貴美 様

9月にJOIN広島に入会させていただきました内藤貴美です。よろしくお願い申し上げます。

私がJOIN広島と出会う事になったのは2年前に夫を癌でなくして落ち込んでいるときに内藤玲子さんが色々と励ましてくれていました。玲子さん自身も大きな手術の後で大変なときだったにもかかわらず一生懸命励ましてもらいました。

そんな、ある日、お姉さん12月にクリスマスディナーコンサートがあるので気楽な気持ちで行って見ない?と誘われました。まだ外出できる気分ではなかったのですがついていきました。4ヶ月ぶりに外出しました。

 ディナーをいただきながら弱視で目の不自由なかたが、ステージを一杯に色々な楽器を使って演奏したり、歌ったりされる姿を目の当たりにしてとても感動しました。

それ以来、毎月の例会に出席させていただくようになりました。毎回テーマがあり卓話をとうして皆様方のパワーと勇気をもらい、お蔭様で元気を取り戻す事が出来とても感謝しております。金毘羅歌舞伎にも2回もご一緒させていただきました。

今は、家族のために家事を手伝いながら、好きな登山や水泳、編物教室に通って充実した

日々を送っています。

 人生は山あり、谷あり。と悟りながら〜〜
これからの人生を皆様方と、ともに楽しく活動できたら幸せに思います。
JOIN広島がますます広範囲に活動できますように心からお祈りいたしますどうか、よろしくお願いいたします。

入会挨拶  内藤 貴美 様

9月にJOIN広島に入会させていただきました内藤貴美です。よろしくお願い申し上げます。

私がJOIN広島と出会う事になったのは2年前に夫を癌でなくして落ち込んでいるときに内藤玲子さんが色々と励ましてくれていました。玲子さん自身も大きな手術の後で大変なときだったにもかかわらず一生懸命励ましてもらいました。

そんな、ある日、お姉さん12月にクリスマスディナーコンサートがあるので気楽な気持ちで行って見ない?と誘われました。まだ外出できる気分ではなかったのですがついていきました。4ヶ月ぶりに外出しました。

 ディナーをいただきながら弱視で目の不自由なかたが、ステージを一杯に色々な楽器を使って演奏したり、歌ったりされる姿を目の当たりにしてとても感動しました。

それ以来、毎月の例会に出席させていただくようになりました。毎回テーマがあり卓話をとうして皆様方のパワーと勇気をもらい、お蔭様で元気を取り戻す事が出来とても感謝しております。金毘羅歌舞伎にも2回もご一緒させていただきました。

今は、家族のために家事を手伝いながら、好きな登山や水泳、編物教室に通って充実した日々を送っています。 人生は山あり、谷あり。と悟りながら〜〜これからの人生を皆様方と、ともに楽しく活動できたら幸せに思います。JOIN広島がますます広範囲に活動できますように心からお祈りいたしますどうか、よろしくお願いいたします。

入会挨拶  森山 美知子 

片岡勝子先生のご紹介により、分不相応ながら、しかし、自分の成長に役立つのではないかと考え、入会させて頂きました。これまで出席させて頂いたどの定例会も未知の分野で、世界を広げてくれる非常に興味深いものでした。活躍していらっしゃる諸先輩方の洗練された行動も見習っていきたいと思っています。
  広島に来て2年半。実家が岩国であるにも関わらず、適応には非常に苦労し、脱出ばかり考えていました。行政で「改革だ」と叫んでおりましたが、自分がその渦中に置かれ、「変わることは大事だけれど、もう少しゆるるりと、」と願いたいほど、さまざまなことが次から次に起こり、その対応に追われる日々でした。最近、ようやく地域の方々との関係もできはじめ、今は、「広島発、日本初のプロジェクトをやろう」といった欲も出てきました。
  今年は、長年の夢でした「みんなが集まってガヤガヤとできるカウンターキッチンとお星様の見えるお風呂のある和風の家」も完成し(和風は床暖房にこだわったため失敗ですが)、願いはいつか実現するのだと思い至ったところです。
家は黄金山の中腹に建っていますので、広島市内が一望できます! 前に家がないのをいいことに、一面ガラス張りです。お風呂もそうです。裸がみられるのではないかとご心配されるみなさま、お試しあれ! また、カウンターに座って、ネオンの町並みと星空を眺めながらグラスを傾けるのは癒しになりますよ。この夏休みは、前期の授業の打ち上げを自宅で行い、学生が50名いっぺんに集まりました。自分達で食事を作り、お酒を飲み、お風呂に入って、カウンターで夜中まで話し、何も言わなくてもきれいに片付け、ごみまで持ち帰ってくれたのには驚きました。広島大学の学生さんは優秀です。きっと彼らが日本の医療を変えていってくれるでしょう。彼らを教えるのはそんな楽しみがあります。そんな強さと信念をもった学生を育てていきたいです。
  しかし、ここから眺める日中の町並みは決して美しいものではありません。ビル(マンション)ばかり。美しい山々が次々と削られて緑が消えていくのを淋しく思います。世界的な知名度をもちながら、今や財政再建団体に転落しそうな広島県と広島市。やはり、この知名度を生きたものにしていくのは人ですよね。広島を活性化できる人々がもっと広島に集って活動できるにはどのような方法があるのだろうか、とか、これから広島は何を創出して経済的にも立ち上がれるのだろうか、と若輩者ながら、台所のカウンターから広島市の未来に想いをはせています。

9月の卓話

環境共生型農業とふるさと再生 〜豊かな食と農をめざして〜

鹿児島県始良郡在住 萬田 正治氏

北九州で育ち、将来、自然と親しみたいと鹿児島大学農学部に入学したが、農業を教えないことにがっかりした。一昨年、鹿児島大学副学長を退職し、始良郡で合鴨自然農法に取り組んでいる。

戦後の日本の状況

1945年  第2次世界大戦終結  平和と食糧増産 農地解放 工業立国 資源小国
1960年代 大都市中心 農村の荒廃
1990年代 バルブ崩壊 不景気突入
2000年代 平和が遠のく 食糧は海外依存
1961年(乱闘国会)農業基本法の制定

貧困からの脱却 農工間格差の是正をめざして1、零細複合経営→選択的拡大 2、コスト低減→省力化が進んだ。

日本の農業と農村の現状

1 食糧自給率の低下            5 中山間地農村の荒廃
2 農業所得が低い             6 農業はマイナーな産業となる
3 農業の後継者が育たない         7 自然破壊がすすむ
4 耕作放棄地が増加

日本の食糧自給率は低下の一途をたどっている。このことを、食糧自給率の推移、各国の穀物自給率、穀物純輸入国の構成(13%)、都道府県別の食糧自給率(全国41%.広島25%)、農地面積の推移、耕作放棄地の推移、産業別就業人口、農村人口の推移(高齢化、65歳以上が35%を超えている)、日本の仮想水の想輸入量についてスライドで説明

自然環境を汚染する農業

 

 1 農薬、除草剤の多投→土と水を汚染し多様な生物を殺す
  2 化学肥料の多投→土を殺し水を汚染
  3 家畜の糞尿→地下水を汚染
  4 農業資材(塩化ビニール)の焼却処分→ダイオキシン汚染
  5 農地の基盤整備→多様な土壌、水生生物を殺す

農薬の問題点

1 散布による農家の健康破壊    2 残留農薬による消費者の健康破壊
3 川、池、湖、地下水、海の汚染  4 自然の生物の絶滅  5 子供達が農作業現場から遠のく
世界における農薬使用量(1984):多いのはイタリア、日本
化学肥料の消費量:多いのは日本、中国
窒素排泄量:農家46%、家庭20%

絶滅の危機に瀕している動物種は、500余種あり、トキやコウノトリも水田からいなくなった。田んぼから消えた生き物の主なものは、アキアカネ、ミジンコ、メダカ、ドジョウ、フナ、おたまじゃくし、たにし、すじえび、みずすまし、タイコウチ、タガメ、タウナギ、クサガメ、トノサマガエル、ホタル等

萬田先生の研究のメインテーマは、安全な食料と環境共生であり、無農薬農業の可能性を求めて研究を続けている。
合鴨農法との出会いは、完全無農薬栽培をめざしている福岡県嘉穂郡桂川町寿命の古野隆雄さんとの出会いから始まった。
合鴨農法とはひなを水田に放して、雑草と害虫を駆除する。

合鴨の特性は、雑食性(動物から植物まで柔らかい物を食する)すりこみ(人間を親と認識する・・・大きいもの、動くもの、音を出す相手を親と思う)群集性(群れる習性が強い)水の中を潜り泳ぐ、鳥肉としておいしい(高級食)

合鴨農法の始まりは、古くは中国で800年前、日本では400年前の豊臣秀吉の時代で、戦前は近畿地方を中心に広く定着していた。戦後は富山県砺波地方の置田グループの自然除草法として行われてきた。

合鴨農法の魅力は、単なる除草法ではない。総合技術である。

水田の有要複合経営         無農薬・安全な食料
  動物を活かす生物技術        農家の所得向上
  逆転の自然認識           農民技術の終結
  家畜の3つの機能          環境を守る
  総合技術              教育技術

 合鴨農法のめざすものは、生活者の健康志向に応えて、安全で安心な食料を生産することと、環境を復元し、生物の多様性を取り戻すこと、水田を多面的に活用することである。

物理、化学技術でなく、生物技術としての合鴨農法である。

合鴨は、雑草―除草剤、害虫―殺虫剤、肥料―化学肥料、疾病―殺菌剤、中耕―機械、食肉としての生物技術、生きものそのものがハイテクである。

合鴨農法の技術的効果は、
  1 除草効果   2 害虫駆除効果
  3 肥料効果   4 中耕効果     5 刺激効果
合鴨農法の課題は、
  1 疾病対策
  2 外敵
合鴨農法の多面的な広がりは、アゾラの導入、魚の導入、畑作果樹園、茶園などでの再利用、食農教育の教材
環境保全型農業とは
  環境負荷の軽減に配慮した持続的な農業
持続農業法 平成11年7月28日制定
  家畜排泄物の管理の適正化 平成11年
食育基本法の制定  知育、体育、徳育、食育
中山間地域が危ない
  中山間地農村とは、林野率が50%以上の地域
  老いる村から消える村へと、農村社会そのものが崩壊、自らプレーする人が少なくなった。
従来の地域づくりは、企業誘致→工業優先、都市化→近代施設と便利さ、観光化→人と金を呼ぶ、
人口増加→お金がよく回る
これからの中山間地の農村の地域づくりは、
   多様性と共生
   地域の自然と農的価値
   流域生態系(河川)
   生活(暮らし)の視点から
   地域交流ネットワーク体制  が大切
網掛川流域環境共生プロジェクト 2001年 竹子共生会の活動紹介
  事業理念 文部省唱歌「故郷」の再現をめざして
  目的   1、里地里山の環境復元
       2、環境共生型の安全・安心な農産物の生産
       3、農産物の地域流通を促進し、農家の経営と生活の安定
       4、ゆたかな農村の暮らしと共同体としての結いの心の探求
       5、地域の自然環境と農業の大切さを自覚する次世代教育
       6、都市と農村の交流
       7、持続可能な社会をめざす国際交流、協力の推進

農業は理屈ではない。日本の水田の3分の2は眠っている。耕作放棄の水田を他に転用したい。スライドで活動の実際を紹介。竹子共生会は、16年2月1日に直売所「きらく館」をオープン、新しい学校づくり「竹子塾」にも取り組んでいる。竹子塾の教育理念は、共生と知足であり、教育目標は、農業をする人・志の高い人である

10月の卓話

聴覚障害者の医療問題と取り組んで

平成16年度広島ナイチンゲール賞受賞 仲川 文江氏

両親が聞こえなかったので、子供心に手話が必要と思い、小学校3年生頃から通訳をしていた。その頃、聞こえない家族8人が一緒の地域で暮らし、親は聾唖者授産所へ働きに行っていた。手話がまだ、言語ではなくものまねをしていると奇異にみられるので、多くの子供達は家の中では手話をするが、外ではしないという時代だった。家の近くに記念病院があり、名前を呼ばれても分からないので皆の診察について行っていた。ある時、隣のおばさんに、診察室に一緒に入ってと頼まれ、産婦人科の手話を知らず、月経という言葉がわからず、帰宅して母に尋ねても3年生では理解できず、「もういい!」と手を振り払った母の態度が医療に関する手話の原点になった。

聞えない人は、医療に関する情報が一番わからない。自分の体験からしか情報がない。

個人的に依頼されて、付いていくのも病院がだんとつに多く、学校、警察等公的機関が多かった。

母が68歳で子宮癌になり、受診した時は末期だった。広大病院へ入院したが、聞えない患者は始めてで、何かあるとしょっちゅう呼び出しがかかった。そこで、看護師に簡単な単語を手話で覚えて下さいとお願いし、教えたことがきっかけで医師にも同室の患者にも手話が、ゲーム感覚で広まって行った。母も「ここにいて幸せ」と入院生活を楽しんだ。聞えない人は、入院を苦しいと嫌ったが母は民間病院へ移ってからも看護師に積極的に手話を教え3年8ヶ月生きた。

母の死去後、父が6年入院したが、いろいろな問題が起きた。その人の育った環境により適応の仕方が違うことを痛感した。老人病院の婦長が、手話をするものではないという考え方だったため話が全く通じなかった。今、85,6歳の人は文が書けない。職業教育を受けているので、書いたり読んだりが不足している。病気のことが理解できず、医師にも自分のことが伝わらずと機嫌を悪くし、看護師にも会いたくないと診察を拒否した。聞えない人は、個人の事情が違うこと、育った環境が違うことから、生い立ちがわからないと理解できない。

手話通訳者は、聞えない人一人一人についていけるほどいない。人口100万人に対して100人に満たない。医療現場に手話が必要と、20年前から医療関係者に手話をと提唱してきた。当時は、全国的にも理解してもらえなかった。聞えない人が病院へ来た時、その場所で手話をしてもらう。医師が「大丈夫だよ。すぐ治るよ。」と手話をされることで信頼感ができると進めてきた。医療関係者に20回40時間等の講習を受講してもらい、施設の玄関に手話の出来る人がいるというシールを貼ってもらうことを進めているが、命に別状があった時責任がもてないとシールを貼ることには抵抗がある。

話す言葉と手話は違う。手話は単語で組み立てられており、てにをは、副詞、修飾語がないので文章にならない。手話は、技術もいるがハートが大切で気持ちやイメージをどれだけ膨らませられるかが大切。

医療関係者は、ハートで聞えない人に接してほしい。質問は具体的に聞いてほしい。聞えないから申し訳ないといつも思っているので、わからなくても3回は聞きなおさない。わかったかどうか目を見てほしい。わからない時は目がウロウロしている。見ちがい、勘違いをしていないか医療現場の人に見極めてほしい。

11月2日に、広島赤十字病院に聾唖者専門外来がオープンすることになり、求めてきた夢の実現と嬉しい。医療の知識が低いこともあり聞えない人の平均寿命は10年短い。今後、聞えない人の勉強会も行い、社会的によい環境で暮らせるよう歩み寄りたい。

藤井正一様からの韓国レポ−ト

 韓国の現況を簡単にお話します。しかし、韓国人は大きく揺らいでいる韓国社会、厳しい生活状況の中で一生懸命に生きております。21世紀は東アジアで協調して共生することを願って、両国民が交流と理解通じて、和解してともに繁栄する世紀になることを期待しております。

 皆様のご健康とご発展を大邱の空から念じております。

I.指標でみる韓国はインターネット1位ですが生活の質34位

韓国貿易協会は30日、世界銀行、経済協力開発機構(OECD)、世界貿易機関(WTO)、国連など国際機構や世界的な専門調査機関の最新統計資料を分析し、世界の中の韓国の位置について整理した「207の経済・貿易・社会指標でみる大韓民国2004」を発刊した。
  その中で韓国はCDMA(コード分割多重アクセス)端末機の販売、超高速インターネットの普及率、大卒者以上に占める理工系の割合、船舶受注・建造量、DRAMの売上高、TFT-LCD(超薄膜液晶表示装置)の出荷量、衣類品の輸出額など11の分野で世界トップを占めておりますが、  一方、「透明性指数」と「生活の質」はそれぞれ35位と34位、女性国会議員の割合は77位、平均寿命は54位、1人当たりの輸出額は40位と低い順位に終わった。 学生1人当たりの教育費支出は世界23位、TOEFLの点数は109位にとどまった。
  文化の受け入れ程度は52か国中、42位にランクされ、韓国国民の国際化水準が低いことが分かった。
  フォーチュン紙が選定した世界500大企業には韓国企業が11社、世界100大ブランドにはサムスンだけが含まれている事を報告しています。

II.盧武鉉政権が抱えております諸課題

1) 首都移転に国民80%が反対

首都ソウルを忠清道で太田市の北の忠南地域に移転することになっています。この議案は4月15日の国会で通過しております。ソウル市長や市議会や仁川や京畿道などの議会など強い反対運動が起こっており、国民の80%が反対といわれています。 1970年代朴正煕政権時代にソウル市が肥大化したので、韓国の中心部{慶慶尚道と全羅道の交差点}に移転することは検討されました。たとえ、移転が実現されまして、南北統一が実現すると、首都は中心に移転しなくてはいけないのです。候補地は海星(カイソン 38度線により、北にあり高麗時代の首都であった)です。
  慶尚道の李知事や大邱広域市のチョウ市長は態度を明らかにしていないので政府から賛成か反対の態度表明することを迫られています。

2)「親日行為究明特別法」で過去史の究明

「日本の植民地統治に協力した行為について調査・資料保存を目的とする法律」です。10月から施行されることになっています。これは韓国のestablishments(韓国社会の強く存在している意識や制度など)を破壊したいからであるといわれています。
  盧武鉉大統領は「8月15日 光復の日」)の演説で「愛国主義者の先輩が生命をかけて国家を守るために闘っている時代に同時に帝国主義者日本と植民地支配を支援した裏切り行為は歴史の陰に隠されている』と述べて、政府は過去史を究明し、古い冷戦の遺物を廃棄することで、許しと和解の土台を築き、均衡の取れた国土の発展を推進し、未来の先進韓国の新たな像を描くとしていますが、誰がどのように調査し、裁定していくので国民二分されています。

3)貨幣改革説 

李副首相は10月16日に国会でドルとウオンの交換比率を1ドルに対して、1ウォンまたは相応する単位にする貨幣改革説が急速に拡散した。国民の不安は予貨幣単位変更を中長期的に検討していると発言して以来、貨幣改革説が急速に拡散した。国民の不安は予想どおり混乱を引き起こした。
一部預金者らは預金凍結を懸念し、銀行からお金を引き出す騒動を起し、資産家らは貨幣改革に隠された政治的意図を察し、不安な日々を送っている。国家政策の決定者たちの曖昧な言葉一つがいかなる国家的混乱を引き起こしています。

4)悪化する経済

80万人を上回る失業者、どん底をさまよう企業投資、IMF通貨危機以降で最悪と言われている内需不況で揺らいでいます。来年の経済は今年よりさらに悪化するといわれています。
  政府が来年、国民から収める税金が今年より7%増え、国民1人当たりの税負担が年間342万ウォン{日本円で約 34万円}にのぼり、過去最高のレベルになる見通しとなっております。不動産の取引に、実際の取引価格に近い譲渡所得税が課されることによって所得税が大きく増え、実績の良い企業への法人税も大幅に増えますが、消費者の財布のひもがきつくなるばかりです。消費者の消費が国家のGNPの60%を占めるといわれています。 経済停滞の要因になっていきます。

5)増える自殺、病んだ社会  

昨年の自殺による死亡者数は約1万1000人でした。人口10万人当たりの自殺死亡率は24人で、統計庁が死亡原因について統計調査を初めた当時と比べて10倍も増加した。韓国の人口は4700万人で日本の人口の三分の一であり、日本の自殺者約3万400人とほほ同数になります。
  経済協力開発機構(OECD)の集計でも2002年の18.7人という死亡率は、ハンガリー、日本、フィンランドに続いて4位となっている。自殺者が多いということは、それだけ社会が不健康なのだ。わが国では、両親から授かった肉体に傷をつけることをタブー視する儒教的な伝統思想が根強い。最近になって自ら命を絶つ人が増えている点から、韓国社会が重病に侵されつつあることは明らかだ。
周囲に生きる意欲を失って絶望感に陥っている人や独りぼっちでいる人が多くなっております。また、 インターネットの自殺サイトの乱立も、自殺をそそのかす原因になっています。自殺サイトは、生命の尊厳と生きる価値について無理解な青少年を極端で誤った道へと導いています。特に、長引く不景気の影響で生活苦から自殺する20〜30代のケースもあります。働き盛りの年代に職につけなかったり、クレジットカードの借金で首が回らないために自殺するケースは、社会や共同体の責任が大きいでしょう。
  かつての自殺原因は、孤独や自分自身への疑念などが多数を占めていた。しかし最近は、産業化が進む中で家族の解体と経済難が原因で自殺するケースがほとんどだ。また、不正に関与した政治家や社会指導層が、自分の名誉が汚されたことへの失望から自殺するという事件が相次いでいます。

2004.09.23 19:09

貨幣単位変更論争、幕引きにすべき

李憲宰(イ・ホンジェ)財政経済部兼副首相は「政府は貨幣制度改善に対しいかなる計画も持っておらず、今後も相当な期間、実行に移す計画はない」としながら、「経済主体を不安にさせるいかなる経済政策も「びっくりショー」形態にしない」と述べた。
さらに「貨幣単位変更は敏感な問題であるため、中長期的に十分な時間を持って検討すべき」としながら、「政界でこの問題を取り上げるのは望ましくない」と話した。要するに政府は貨幣単位の変更計画を持っていないという話だ。
遅きに失した感はあるものの、政府が立場を明確にしたのは幸いだ。李副首相は今月16日に国会で貨幣単位変更を中長期的に検討していると発言して以来、貨幣改革説が急速に拡散した。国民の不安は予想どおり混乱を引き起こした。
一部預金者らは預金凍結を懸念し銀行からお金を引き出す騒動を起し、資産家らは貨幣改革に隠された政治的意図を察し、不安な日々を送っている。この事態がもう少し持続したならば、そうでなくとも尋常でない国内財産の不法海外持ち出しの引き金を引くところだった。国家政策の決定者たちの曖昧な言葉一つがいかなる国家的混乱を引き起こすかを誰もが実感したはずだ。
実際に、貨幣単位変更は韓国経済の現況において緊急の課題ではない。80万人を上回る実業者、どん底をさまよう企業投資、IMF通貨危機以降で最悪と言われている内需不況で揺らぐ経済状況に公然とショックを加えることにしかならない。来年の経済は今年よりさらに悪化するという。将来的には貨幣単位を変更しなければならない時期が来るだろうが、当面は「暮らし向き」の問題が先だ。
何回も指摘されてきたことだが、今回の事態の発端を作った朴昇(パク・スン)韓国銀行総裁は今や発言を控えるべきで、李憲宰副首相も経済政策責任者の発言と現実的混乱についてもう一度振り返ってみるべきだ。景気回復という全国民が同意する政策目標を脇に置き、よそ見するようなことはしてはならない。

来年、1人当たり税負担342万ウォン

政府が来年、国民から収める税金が今年より7%増え、国民1人当たりの税負担が年間342万ウォン{日本円で約 34万円}にのぼり、過去最高のレベルになる見通しとなった。不動産の取引に、実際の取引価格に近い譲渡所得税が課されることによって所得税が大きく増え、実績の良い企業への法人税も大幅に増える見込みだ。
財政経済部(財経部)が23日に発表した「2005年・国税税収予算案」によると、来年度の国税収入は130兆6132億ウォン(約13兆円)。これは、今年の予測値(122兆686億ウォン)より7%増やしたもの。推算によると、中央政府が収める税収予算に、財産税など自治体が収める地方税収の推定値(35兆3900億ウォン)を合わせた租税総額を、来年度の推定人口(4846万590人)で割った1人当たりの税負担金額(年間)は342万5000ウォンだ。
しかし、国内総生産(GDP)を租税総額で割った租税負担率は03年(20.5%)より減った19.7%に見込まれた。これは、政府が来年「成長率5%の達成」を前提にし、物価上昇率を考慮した名目所得が8%増えるものと予測したのに対し、税金増加率(7%)はやや少なく予測しているためだ。経済成長が予想を下回れば、租税負担率はこれより高まる。
洪炳基(ホン・ビョンギ)記者 < klaatu@joongang.co.kr >
  実際に、今年の日本の国連分担金280万ドルは、米国の363万ドルに次ぐもので、他の常任理事国4か国の分担金合計220万ドルよりも多い。発展途上国への政府開発援助(ODA)も、年間約100億ドルに達し、米国に次ぐ第2位である。国連の平和維持活動にも多くの経済的・軍事的支援を行っている。
にもかかわらず、日本が常任理事国になる十分な資格を備えているとは言いがたいのが現状だ。現在の常任理事国である米国やロシア、中国、英国、フランスは、第2次世界大戦の戦勝国としてその資格を獲得したのが事実だ。しかし、単に戦勝国であるからではなく、その戦争がファシズムという世界悪を相手にした道徳的戦争であり、この善悪の対決を勝利に導いたという道徳的名分がその基底に横たわっているのである。
つまり、日本の安保理常任理事国資格審査においても、日本の国力と国連に対する経済的な寄与のみならず、道徳的姿勢が問題にならざるをえないのである。しかし、この道徳的基準については前世紀に日本が起こした戦争被害国だけでなく、相当数の日本国民もあっさりとは同意しがたいはずだ。
小泉首相が隣国の批判を尻目に、第2次世界大戦のA級戦犯が合祀された靖国神社を堂々と参拜し、それを日本の伝統と慣習として合理化しようとしているのが、その証拠である。
日本が世界政治で主導的な役割をし、そのためには国連の常任理事国入りが必要だとしても、その資格基準は日本自らが名乗り出るよりは、日本から被害を受けた国々が世界の現実を国連に反映するため、あるいは日本から道徳的更生意志が見られ「もう日本が常任理事国になる時期だ」と支援してくれる環境を作り、そうした段階を踏むことが順序と言えるのである。

 

編集後記

■ 久しぶりの定期の会報です。入会の自己紹介をお届けするのが遅くなり申し訳なく思っています。これに懲りずどうぞよろしくお願いいたします。

■ 啓明大学校国際学部日本学科の招聘専任教授になられた、嘉屋日米交流基金の事務局長の藤井正一様から韓国レポ−トを送っていただきました。内からみた韓国の実情はとても興味深いです。例会での卓話をお願いしてはと思いますがいかがでしょうか。

■ もうすぐ2005年、新しい年が希望に満ちた幸せな年になることを祈っています。

事務局 医療法人あすか 電話082-879-3143 ファックス 082-879-3190

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